ハノイは、ベトナムの魅力を感じられる旅先として一度は訪れてほしい都市のひとつ。穏やかな気候、美味しい料理、そして首都の人々の温かさと親しみやすさが魅力です。市内だけでなく郊外にも有名な観光スポットがたくさんあります。これからハノイ旅行を計画している方は、以下の観光地やグルメ情報を参考にして、素敵な旅を楽しんでください!

ハノイ旅行に最適な時期は?

ハノイには四季があり、季節ごとに異なる美しさがあります。

 一番おすすめの季節:秋(911月)

  • 快適な気候:涼しく澄んだ空気で、日中は20〜25℃と過ごしやすく、観光にぴったりです。
  • ロマンチックな風景:ハノイの秋は、黄色く色づいた葉が舞い落ちる街路、芳しいソフトサップ(ホアスア)の香り、そして特有の肌寒さが織りなす、他にはない美しさを持っています。ホアンキエム湖を散策したり、趣ある旧市街の街角を眺めたり、タイ湖で静かなひとときを過ごすには理想的な季節です。
  • 秋の名物:秋にハノイを訪れると、名物の「コム(青もち米のお菓子)」や熟したサオ(酸っぱい果実)などの季節の味覚を楽しめます。また、少し肌寒い空気の中で熱いコーヒーを味わうのも格別で、特に線路沿いのカフェでの体験はハノイならではの魅力です。

春(2〜4月):暖かく、草木が芽吹き、花々が咲き乱れます。伝統的な祭りも多く開催されます。

夏(5〜7月):気温はやや高めですが、この時期はフエン(鳳凰木)などの花々が一斉に咲き誇り、街を鮮やかに彩る美しい風景が広がります。

冬(12〜1月):寒く霧が立ち込め、どこか懐かしい静けさを感じる冬のハノイです。

はじめてのハノイ旅行におすすめ!絶対行くべきスポット

旅行のプランを立てやすいように、エリアごとにおすすめ観光地をまとめました。

ハノイ中心部:歴史と文化の魅力を体感

ホアンキエム湖と玉山祠:ハノイのシンボル的存在。赤い橋を渡って訪れる玉山祠は静かで神秘的。湖の中央にある亀の塔は人気の写真スポットです。

ハノイ旧市街:36の通りがあり、それぞれ昔ながらの職人街の名残が。屋台グルメや個性的なお土産探し、ローカルカフェ巡りが楽しめます。

ホー・チ・ミン廟:一柱寺や大統領府の静かな庭園とあわせて見学を。

文廟:ベトナム最初の大学であり、儒教と学問を尊ぶ文化が根付く歴史ある建物です。

ハノイ大劇場:フランス建築が美しい劇場。オペラや伝統芸能の上演も。トランティエン通りも近く、買い物にも便利です。

ハノイ大聖堂:北部を代表するゴシック建築。周辺にはフォトジェニックなカフェが多く、休憩にもぴったり。

西湖と鎮国寺:ハノイ最大の湖で、夕日の名所。鎮国寺はハノイ最古の仏教寺院で、独特な建築が目を引きます。

 

 

ハノイ郊外:都会を離れてリフレッシュ!

少し時間に余裕があるなら、郊外にも魅力的な観光地がたくさんあります。

ドゥオンラム古村(ハノイから約50km:石造りの家、苔むした門、北部ベトナムの伝統文化を感じる村。名物のチュエーラムやドゥオンラム味噌もぜひ。

バヴィ国立公園(市内から約1.5時間):森に囲まれた静かな自然の中で軽いトレッキングやピクニックが楽しめます。廃墟となったフランスの教会跡もおすすめ。

バッチャン陶芸村(中心部から約15km:紅河沿いの有名な陶器の村。陶芸体験やお土産選びに最適です。

 

 

ハノイで何を食べる?初心者必食グルメガイド

ハノイの食文化は旅のハイライト。絶対に外せない代表的な料理はこちら:

  • フォー:澄んだスープと柔らかい麺、香ばしい牛肉が絶妙なハーモニー。おすすめ店:フォー・ティン(ホアンキエム湖付近、ローダック通り)、フォー・バットダン。
  • ブンチャー:炭火焼きの豚肉とつくねを甘酸っぱいたれに浸けて、米麺や香草と一緒に。おすすめ店:ブンチャー・フーンリエン。
  • チャーカー・ラー・ヴォン:ウコンで味付けされた川魚を香草や米麺、発酵エビ味噌で味わうハノイ名物。
  • ブンドウ・マムトム:揚げ豆腐、ゆで豚、ネム・チン(揚げ肉団子)などを発酵エビのたれでいただく庶民派グルメ。おすすめ店:ブンドウ・カイザ。
  • バインクオン(蒸し春巻き):豚肉入りの米粉クレープにチャー(揚げかまぼこ)と甘辛タレを添えて。
  • バインコム:ハノイ名物の緑米餅。お土産にもぴったり。おすすめ店:グエン・ニン(ハンタン通り)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめてハノイを訪れるなら、古き良き面影と現代の活気が混ざり合う独特の魅力にきっと引き込まれるはず。この記事の観光・グルメ情報が、あなたのハノイ旅行の参考になれば幸いです。心を開いて、ハノイの素晴らしい体験を存分に楽しんでくださいね!

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